病院のIT担当者の皆様、そして医療現場で働く皆様。日々の業務お疲れ様です。今回は、弊社がITサポートを担当している病院で、YAMAHAの無線AP(アクセスポイント)を導入し、院内のWi-Fi環境を大幅に改善した事例をご紹介します。
導入前の課題:電波の弱さと接続の不安定さ
以前の病院のWi-Fi環境には、いくつかの課題がありました。
- 場所による電波の強弱: 廊下や特定の部屋など、電波が届きにくい場所があり、業務用のタブレットやPCの通信が不安定になることがありました。
- 階をまたぐと接続が切れる: 階を移動すると、接続している無線アクセスポイント(AP)が切り替わらず、手動で接続し直す必要がありました。これは、医療スタッフが患者さんの情報を確認しながら移動する際に、大きなストレスとなっていました。
- 機器の設置場所が乱雑: ネットワーク機器が適切な場所に設置されておらず、見た目も乱雑で、保守作業の妨げにもなっていました。
これらの課題は、医療スタッフの業務効率を低下させるだけでなく、患者さんのプライバシー保護やセキュリティ面にも影響を及ぼす可能性がありました。
課題解決へのアプローチ:無線APの「クラスター接続」と「ローミング機能」
私たちは、これらの課題を解決するために、YAMAHAのWLXシリーズ無線アクセスポイントを提案しました。特に、以下の2つの機能が鍵となりました。
1. クラスター接続による一元管理
YAMAHAのWLXシリーズは、複数のAPを「クラスター接続」で連携させることができます。これにより、3台の無線APを導入しても、1台のAPを管理するような感覚で、すべてのAPの設定や監視を簡単に行うことができます。
- 設定の手間を大幅削減: 複数台のAPを個別に設定する手間が省け、設定ミスを防ぐことができます。
- 運用・保守の効率化: どのAPでトラブルが発生しているかを一目で把握できるため、迅速な対応が可能になります。
2. ローミング機能による快適なWi-Fi環境
WLXシリーズは、無線LANのローミング機能に優れています。これにより、フロアを移動しても、ユーザーは意識することなく、電波の強いAPに自動的に接続が切り替わります。
- 通信の途切れなし: 階をまたいでの移動中も、通信が途切れることなく、スムーズに業務を継続できます。
- ストレスフリーな環境: 医療スタッフは、接続を気にすることなく、患者さんのケアに集中できるようになりました。
3. LAN工事を実施し、綺麗に壁掛けに
WLXシリーズは、壁掛けとして設置し直進方向に電波を発するように設定可能です。これにより、煩雑に置かれていた無線ルータを白い壁に同化したホワイトの無線APを設置することができました。
- 給電機能: 給電機能を使うことにより、WLXシリーズ(ホワイト)は白い壁と同じ色で電源コンセントは不要ですっきりと設置できました。
- LAN工事: オフィス空間を汚さず綺麗に配線します。

WLXシリーズ無線APの特徴と導入のメリット
WLXシリーズ無線APは、上記機能以外にも、医療現場に最適な様々な特徴を備えています。
- 高い安定性: 多くの機器が同時に接続しても、安定した通信を提供します。
- シンプルで目立たないデザイン: 病院の景観を損なわない、シンプルでコンパクトなデザインです。
- セキュアな通信: WPA3に対応しており、高いセキュリティを確保します。
- 安心のヤマハブランド: 信頼性の高いヤマハ製品のため、安心して長くご利用いただけます。
導入後の効果:快適なWi-Fi環境でDX化が加速
WLXシリーズ無線APの導入により、病院のWi-Fi環境は劇的に改善しました。
- 電波の弱い場所が解消: 院内全体をカバーする形でAPを設置し、死角がなくなりました。
- スムーズなローミング: 階を移動しても、通信が途切れることなく、医療スタッフの業務が円滑になりました。
- 整理されたネットワーク環境: 適切な場所に機器を設置し直し、見た目もすっきりと整理されました。
今回の事例は、ただ機器を導入しただけでなく、お客様の課題を深く理解し、最適な技術を組み合わせることで、業務効率の向上と安全性の確保に貢献できた成功事例です。
弊社は、今後もこのようなお客様の課題に寄り添ったITサポートを通じて、医療現場のDX化を強力に推進してまいります。
職場のネットワーク環境でお悩みの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
