代表挨拶

静岡県東部地区は、長期間にわたる人口減少等で産業を維持するための担い手不足や、地域生活サービスの確保など、地域ごとに様々な課題が生じています。地域社会・文化を未来に継承していくためには、産業、雇用の維持、創出が必要不可欠です。最近の東京で働く若者へのアンケートでは、地方への移住に興味がある人の割合が49%で、(n=919,y=453)、その内の358名が完全移住を希望しているという調査結果が公表され、理想の暮らしができそうな道府県の第４位に静岡県が入っていました。ただし、収入、やりがい、働きやすいという条件次第ということもあり、これを満たすことができる中小企業は数少ないと思われます。そのような中でITを活用したデジタル化のやり方次第では、売上、生産性向上、デジタルが当たり前の世代のやりがいや働きやすさも同時に追い求めることができるのではないかと考えています。
このように地域の中小企業経営者に寄り添い、お困りごとを一緒に解決し、地域社会が未来に向け希望が持て、少しでも明るくなっていくことが当社の存在意義であると思っています。
まだ設立したばかりで実績も少ないですが、既に全国各地で展開しているDX学校のノウハウや好事例等を活かし、中小企業が抱える課題をともに解決していければ望外の喜びです。

会社名のティープラスワン（T-Plus1）には、「Tは、今まで培ってきた信頼（Trust）、技術（Technology）とプラスワンには、お客さま、従業員、地域社会、パートナーとともに」という意味が込められています。

柳生但馬守宗矩（やぎゅうたじまのかみむねのり）は、柳生家の家訓として、以下の言葉を残している。
　「小才は、縁に出会って縁に気づかず
　　中才は、縁に気づいて縁を生かさず
　　大才は、袖すりおうた縁をも生かす」

このことを自分も肝に据え、お客さまやお取引先の方々、地域の皆さまなどいろいろなご縁を大切に生きていきたいと考えております。

合同会社ティープラスワン
代表　相澤隆志