DX戦略:顧客価値向上と技術習得を核とした成長戦略

1. 経営ビジョン
お客様のビジネスに寄り添い、デジタル技術を最大限に活用し、お客様一人ひとりの課題をともに解決することで、共に成長していく!
「顧客価値の向上」と「技術習得」を核に、顧客データ活用、最新技術導入、組織文化変革を通じて顧客提供価値を高めてまいります。また、自社の取り組み事例をもとに中小企業のデジタル化を支援することで、お客様からの高い信頼を獲得し、継続的なご支援ができるよう努めます。
2. DX戦略の3つの柱
(1)顧客データの統合・活用による顧客提供価値の最大化
- 現状分析:サービスごとに分散している顧客データを統合し、一元管理する。
- 目標:2026年までに顧客データの統合データベースを構築し、全社員がリアルタイムで顧客情報を共有・分析できる環境を整備する。
- 具体的な施策:
- 顧客情報管理システム(CRM)の構築:
顧客の購買履歴、問い合わせ履歴等を一元的に管理する。 - データ分析基盤の構築:
BIツールを導入し、顧客データの分析を強化する。
これにより、顧客のニーズや行動パターンを深く理解し、パーソナライズされた提案を可能にする。
- 顧客情報管理システム(CRM)の構築:
(2)生成AIをはじめとする最新技術の習得と業務効率化
- 現状分析:日々の業務において、定型業務や情報収集に多くの時間を費やしている。
- 目標:生成AIなどの最新技術を積極的に導入し、業務効率を20%向上させる。
- 具体的な施策:
- 生成AIの導入:
- クラウドのAI活用による自動化:経理・決算・給与業務等日常業務を極力自動化する。
- コンテンツ生成の効率化:マーケティング資料や営業提案書の作成を支援する。
- 社内情報検索の高度化:社内文書を生成AIで検索・要約することで、情報共有を迅速化する。
- AIエージェント導入:AIに任せられる業務は極力自動化する。
- 従業員のリスキリング:
- DX推進研修の実施:デジタルリテラシー向上と生成AI活用に関する研修を実施する。
- 専門人材の育成:ノーコード開発やAIエンジニアなどを習得するための教育プログラムを策定する。
- 生成AIの導入:
(3)組織文化の変革とDX推進体制の確立
- 現状分析:デジタル変革に対する組織全体の理解度や意識にばらつきがある。
- 目標:全員がDXを自分事として捉え、積極的に関与する文化を醸成する。
- 具体的な施策:
- コミュニケーションの活性化:DXに関する成功事例や最新技術情報を共有する。
- 最新事例収集:ニュースサイトより、定期的にIT、DXへの情報収集を行う。
3. 達成指標(KPI/KGI)
| 指標(KPI/KGI) | 2026年目標 |
|---|---|
| 新規顧客獲得数 | 3ヶ月に1社 |
| DX関連研修受講率 | 12回以上 |
| デジタル技術活用によるサービス実施数 | 年間5件以上 |
| IT資格取得・更新 | 年間2件以上 |
| 業務効率化による工数削減率 | 前年比20%削減 |
4. 今後の展望
本戦略の実行を通じて、経営ビジョンを具現化し、顧客とのより強固な関係を築き、新たな事業機会を創出します。
継続的な改善と進化を続け、デジタル時代のビジネスリーダーを目指します。
2025年9月18日
合同会社ティープラスワン 代表社員
相澤 隆志
