小規模企業共済に入りました。
小規模企業共済は、従業員数が20人以下の個人事業主や会社役員が加入できる制度です。当然1人社長の自分も加盟でき、既に2回も退職金を受け取ったため、3回目の退職金を受け取る楽しみとふるさと納税と小規模企業共済で所得控除を受けることが主な目的です。でも、当面は収入が少なくメリットが少ないので、掛け金も少なめからスタートです。
以下に、小規模企業共済のメリットとデメリットを解説します。
【メリット】
老後資金づくりで節税できる:小規模企業共済に加入して掛金を支払えば、その支払った掛金の全額が所得控除の対象となります。また、一定の加入要件を満たした人などが掛金を支払っていれば、事業を終了、引退するなどしたとき、まとまったお金が払い戻されます。
掛金月額は増減可能:掛金は、1,000円から7万円までの範囲内(500円単位)で自由に選択することができます。また、加入後も自由に増額・減額が可能です。
受取りは一括・分割の選択可能:共済金は、退職・廃業時に受け取ることができます。共済金の受取は「一括」「分割」「一括と分割の併用」から選択することができます。
低金利の貸付制度を利用できる:小規模企業共済制度に加入していると、今までの掛金の一定割合まで、貸付を受けることができます。
12月の決算対策にもなる:12月末までに掛金を納めることで、その年の所得税・住民税を節税することができます。
【デメリット】
12カ月未満の掛捨てリスク:加入後12カ月未満で解約した場合、支払った掛金は全額失われます。
加入期間20年未満は元本割れ:加入期間20年未満だと、解約時に元本割れする可能性があります。
受取時には課税される:共済金を受け取った場合、所得税・住民税が課税されます。
以上です。
掛け金の変更や掛け金払込み証明書もオンラインで受け付けてくれるようになったそうです。でも、これもマイナンバーカードでの本人認証が必要となるようです。
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