ベトナム旅行 ライドシェアが凄かった
途上国におけるリープフロッグ現象とは、アジアの途上国や新興国で、先進国を飛び越えて技術革新やサービス普及が起こることを指します。
その中では日本ではまだ実現していないライドシェアを体験してきました。まさに、スマホ操作できないとぼったくられる恐れがあるため、怖くてタクシーに乗れない感じです(泣
ライドシェアとは、自家用車を活用して他の人と乗り合わせるサービスで、Grabのアプリを日本でインストールし、クレジットカードを登録し、ベトナムで実際に使いました。
ベトナムのハノイに行きましたが、交通事情はバイクが多く、道が車とバイクで目いっぱい占有し、とても慣れていない人は運転できない状況です。因みに現地駐在の東証プライム市場上場の社員に聞いたところ、社内規定でベトナムでは運転禁止だそうです。
でもタクシーも安価で便利なので、クルマを自分で所有する必要もないからという事情もあるそうです。(でも、その方はライドシェアに乗ったことがないほど恵まれた環境のようで、自分が使ったら驚いていました。)



2019年には、ライドシェアサービスのBeがFastGoやGrabなどの競合に対抗して、月額定額制(約10ドル)のサービスを開始したそうで、市内の観光ツアーで案内してくれたガイドは同じようなTAXIサービスを使い、ベトナム製EVに観光拠点間を何度も乗り換えて、案内してくれました。(どうりで安いはずだ)
これらの事例からわかるように、ライドシェアはアジアの途上国や新興国で様々な形で普及しており、既存の交通インフラや法制度との摩擦が少ないことや、利用者のニーズに応えることがリープフロッグの要因となっているようです。
デジタル化にしても、何もないところから始める企業が中途半端に先行している企業を一気に追い抜けるチャンスでもあるわけですね。さらに大きな基幹系システムを所有している企業はDXレポート第1弾に記載されている2025年の崖をまさにこれから迎えるのかもしれません。デジタルゼロの会社は、今からでも決して遅くありませんので、早速DXへの第一歩を踏み出しましょう!!
※EV社もベトナム製 これも車のコモデティ化を感じ、すごいと思った。